kubo39's blog

ただの雑記です。

組み込み

WSL2上でRustでespのstdをやっていく予定のはなし (1)

Interface誌のRust特集で、espのstdをやっていくぜ!となったが悪戦苦闘している。 まずドライバを入れてWindows側でデバイスを認識するところからつまづいた。 Establish Serial Connection with ESP32 - ESP32 - — ESP-IDF Programming Guide latest docum…

社内勉強会でD言語とマイコンのはなしを発表した

スライド Q&A 組込みでDを使うメリットがあまりなかった、Rustのほうが筋がいいのでは? たしかにそうなんですよね Cのライブラリを使わなかったのはなぜ? プリプロセッサマクロがふんだんに使われているので、どうせなら全部自前で実装したほうがはやかっ…

STM32F3DISCOVERYをD言語から動かすライブラリを書いている

https://github.com/kubo39/stm32f3discovery で開発中です。LDC前提。とりあえずのLチカと例外のハンドリングとかくらいしかない。 Lチカのプログラムはこんな感じの抽象度で書けます。 import stm32f3discovery; import led; extern(C): @nogc: nothrow: v…

STM32F3DISCOVERYでD言語のプログラムを実行する

LDCコンパイラでSTM32F3DISCOVERYで動く実行バイナリをいろいろ苦労して作成した。 いろいろ罠 LDCのオプションは罠だらけ march,mcpuの指定が罠 float ABIの指定でhardが効かない、soft ABIとなる tripleの指定が罠 eabihfだとsoft-float ABIになってしまう…

LDCでSTM32F103のバイナリを作ろうとしてできなかった

Cortex-M3な環境を試してみる。 コードを以下のようなかんじで用意する。 import ldc.attributes; extern(C): @nogc: nothrow: pragma(LDC_no_moduleinfo); @(section("_reset")) void _reset() { int y = void; auto x = 42; y = x; while (true) {} } ENTR…

QEMUを使ってCortex M3なバイナリを動かしてみる

環境 $ cat /proc/version Linux version 4.8.0-41-generic (buildd@lgw01-18) (gcc version 6.2.0 20161005 (Ubuntu 6.2.0-5ubuntu12) ) #44-Ubuntu SMP Fri Mar 3 15:27:17 UTC 2017 $ ldc2 -version| head -1 LDC - the LLVM D compiler (1.0.0): インス…

STM32F3DISCOVERYボード向けに実行プログラムをLDCで作ってみようとしてハマった

表題のとおり、STM32F3DISCOVERYボード向けに実行プログラムをLDCで作ってみようとしてハマった。 D言語のソースコード import ldc.attributes; extern(C): @nogc: nothrow: pragma(LDC_no_moduleinfo); @(section("_reset")) void _reset() { int y = void;…